みなさんは普段コーヒーを飲むときに、タイミングや飲み方を意識したことはありますか?
コーヒーには飲み方やタイミングを少し意識するだけで、カフェインの効果を今まで以上に発揮することができます。
普段何気なくコーヒーを飲んでいる方は、これを機に参考にしてみてほしいです。
特にコーヒーに含まれているカフェインには、みなさんが思っている以上に体に影響します。
そのため、そのカフェインをうまく利用して、日常生活を活性化していきましょう!
カフェインを摂って起きる効果
むくみ改善
カフェインには利尿作用があります。
そのため、余計な水分や老廃物を体外に排出してくれるので、むくみを解消することができます。
さらに、肌の質が良くなり肌荒れやニキビの改善・予防にも効果的です。
むくむと基礎代謝が低下してしまいますが、むくみが解消されれば血行が良くなり、基礎代謝が向上することもあります。
脂肪燃焼効果がある
カフェインには消化酵素の1つであるリパーゼを活性化して、脂肪燃焼効果を促進させます。
筋トレの効果が上がる
筋トレはダイエットをするのに欠かせないことですが、筋トレはとてもきつい種目でなかなか継続することは大変です。
そんな時に、カフェインを摂取すると眠気を覚ます効果にも関係がありますが、カフェインには覚醒作用があるので、やる気が上がりやすくなります。
冷え性改善
カフェインに血行を良くする働きがあるので、体温が上がり冷え性が緩和されます。
さらに、ホットコーヒーとして飲むと効果が増します。
効果的なコーヒーの飲み方
寝起きの一杯をしない
朝起きたときは、コルチゾールというホルモンが多く分泌されます。
コルチゾールとはストレスを感じたときに分泌され、他にも覚醒作用のあるホルモンです。
多くの場合、朝8時~9時の間に分泌量がピークを迎えます。
このコルチゾールが多く分泌されている時間帯に、カフェインを摂取してもあまり効果が期待できません。
それどころかコルチゾールの分泌量が減少してしまい、体にカフェイン耐性が付いてしまうので、カフェイン中毒になりやすくなります。
そのため、起きてからすぐコーヒーを飲むのではなく、コルチゾールのピークの時間帯を避けて10時ごろに1杯飲むことがおすすめです。
寝起きのコーヒーは習慣になっている方が多いので、始めは少し大変ですが1週間もすれば徐々に体が慣れていきます。
疲れる前にコーヒーを1杯
疲れを感じてからコーヒーを飲んでもカフェインの効果がほとんど発揮できません。
疲労を感じた時には既に、脳にアデノシンが結合しています。
アデノシンは、脳の目覚めさせる神経系の働きを抑制します。
そのため、カフェインを取っても疲労や倦怠感は取り切れません。
コーヒーで疲れを緩和させるためには、普段仕事や家事をしていて疲労を感じ始めるタイミングを把握して、その30分前にコーヒーを飲む必要があります。
ブラックコーヒーで飲む
コーヒーとうまく付き合うためには、ブラックコーヒーで飲むことが必須です。
ミルクや砂糖を入れると甘くなり飲みやすくなりますが、コーヒー1杯に含まれているカフェインなどの成分の割合が低くなってしまうので、今まで紹介したような効果があまり得られません。
さらに、カロリーや糖分が高くなってしまうので太る原因にもなります。
カフェインには代謝を促進して脂肪燃焼効果を高めてくれる働きがありますが、砂糖やミルクなどを入れて甘くしてしまうことによってその効果がほとんど期待できなくなってしまいます。
ですが、それでもブラックコーヒーが飲めない方はミルクだけを入れて飲んでみることをおすすめします。
砂糖は入れないようにしましょう!
糖分はエネルギーに代わりやすく高いエネルギーを出してくれますが、長時間そのエネルギーを維持することができません。
そのため、何度も摂取しなければいけなくなってしまうので、カロリーの摂りすぎになることが多いです。
コーヒーの飲みすぎは注意
カフェイン中毒になる
コーヒーを摂りすぎるとカフェイン中毒に陥ってしまうので注意が必要です。
実際に僕も何度かカフェイン中毒になったことがあるので、飲みすぎないように意識しています。
症状は主に
- 痙攣
- 吐き気
- 頻尿
- 落ち着きがなくなる
- 不眠
- 不整脈
など様々な症状が出ます。十分に注意しましょう。
基礎代謝が下がる
多量にカフェインを摂取することで、ストレスホルモンが多く分泌され、血圧や心拍数が上がり脳がエネルギーを欲してしまうため、筋肉を分解してエネルギーを作り出してしまうのです。
筋肉が減ると、同時に基礎代謝が低下します。
さらに、脂肪燃焼を促進するホルモンが減少して、脂肪が蓄積して太りやすくなります。
寝不足になる
コーヒーを飲むことですっきりとしてリフレッシュできますが、飲みすぎてしまうと頭が冴えてしまうので、寝不足や不眠の原因に繋がります。
午前中にコーヒーを飲みすぎてしまった場合には、あまり睡眠に影響しませんが、午後に飲みすぎてしまうと睡眠に大きく影響します。
そしてカフェインは摂取してから約5~8時間体内に残るため、午後のコーヒーは飲む時間帯や量をしっかりと意識する必要があります。
まとめ
様々なメリットがあるカフェインですが、摂りすぎてしまうと体に悪影響が出てしまうので、上手に付き合うことが大切です。
コーヒーを普段から飲んでいる方は、今後ダイエットを意識して飲むのもいいかもしれません。
今まであまり飲んでいなかった方は、少しずつ習慣化していくことが大切です。
カフェイン中毒には、十分に注意してコーヒーダイエットをしていきましょう!